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屋外に電気を配線する方法とは?DIYでも可能?

2022年12月26日

近年、外灯や防犯カメラなどで屋外で電気製品を使う機会も増えています。
「屋外に電気製品を設置する際、どこから配線を取っていいか悩む」といった方も多いでしょう。
屋外に電気の配線を行うには、主に2つの方法があります。

この記事では、屋外に電気の配線を行う方法や注意点、DIYで配線工事が行えない理由を紹介します。

屋外に電気を配線する方法とは?DIYでも可能?

屋外に電気配線を行う方法は2種類

屋外に電気配線を行う方法は2種類あります。
ここでは、それぞれの工事方法とメリット・デメリットを紹介します。
両方を把握したうえで選択してください。

室内のコンセントから屋外コンセントに電源を分岐させる

室内にすでに設置されているコンセントから、電源を分岐させて外壁に新しくコンセントを設置する方法です。
イメージとしては、抜き差しできない延長コードを差し込むような感覚です。

この方法は工事が簡単で、1時間もあれば完了します。
費用も安価に済みますが、外に近い場所にコンセントがないと行えません。
また、延長コードを設置しているのと同じなので、屋内と屋外の両方で消費電力が大きな電化製品を使うとブレーカーが落ちます。

なお、屋外にすでにコンセントがある場合は、そこから分岐させるのも可能です。

分電盤から新しく配線を行う

分電盤とは、家の各部屋に電気を分けるための機器であり、ブレーカーも分電盤の一部です。
この分電盤から新しく配線をひっぱってくれば、ブレーカーが落ちる心配なく屋外で電気を使えます。

ただし、分電盤から新たに配線をひっぱってくるので工事に手間と費用がかかります。
分電盤の位置によっては配線が目立つところに這ってしまう可能性もあるでしょう。
しかし、屋外で消費電力が大きな電気機器を常に使用したい場合は、こちらのほうが安全です。

延長ケーブルを屋内からひっぱってくるのは可能?

もっと手軽に延長ケーブルを屋内からひっぱって済ませたい、と考える方もいるでしょう。
延長ケーブルの中には長いものもありますが、屋内からひくとなると扉や窓を閉められません。

防犯面から不安が残るので、可能ならやめたほうがいいでしょう。
屋外にコンセントがあるなら、そこからひっぱってくるのは可能です。
その場合は、屋外用の防水効果がある延長コードを使いましょう。
ひっかけて抜かないように配線を工夫してください。

DIYで屋外に電気配線は行える?

近年は、DIYブームでいろいろな工事をDIYで行う方が増えています。
では、DIYで屋外に電気配線は行えるのでしょうか?
ここでは、電気配線工事と資格について解説します。
電気工事は危険がともなう工事なので、注意が必要です。

電気工事は電気工事士でないと行えないので無資格者は不可能

配線工事を含む電気工事は、「電気工事士」の資格がないと行えません。
水道工事やガス工事は有資格者が監督すれば、無資格者でも行えますが、電気工事士は必ず有資格者が行わなければなりません。

ですから、DIYで無資格者が電気の配線工事を行うのは不可能です。
なお、電気工事士には第一種と第二種があり、どちらも受験資格は設けられていません。
第二種を取得すれば、一般家庭での電気配線工事は行えます。
DIYで電気配線工事を行いたい場合は、資格を取得しましょう。

無資格者が電気配線工事を見よう見まねで行うと漏電の恐れがある

電気配線工事は、間違った方法で行うと漏電の恐れがあります。
今は、第二種電気工事士の資格を持った方が、DIYで電気配線をするブログや動画がたくさん公開されています。
一見すると、簡単に見えるものもあるでしょう。

しかし、屋外配線は雨などで漏電する可能性が屋内より高いです。
漏電火災はとても恐ろしいので、見よう見まねで工事を行わないようにしましょう。

配線工事は必ず専門業者に依頼する

屋外に電気の配線工事を行いたい場合は、必ず専門業者に依頼してください。
「電気 配線工事」でインターネットを検索すれば、最寄の業者がヒットします。
工事費用は必ず見積もりを出してもらって確認しましょう。
屋外の簡単な電気配線工事なら、数万円が相場です。

工事時間は1~3時間なので、1日で終わります。
場合によってはブレーカーを落とす必要があるので、事前に打ち合わせをしてください。
なお、きれいな配線工事を行いたいなら、壁や天井に一部穴を開ける必要があります。

賃貸物件で屋外の配線工事を行いたい場合は大家さんに相談する

賃貸物件で、屋外の電気配線工事を行いたい場合は、必ず大家さんに相談してください。
勝手に、壁や天井に穴を開けてはいけません。
場合によっては、大家さんが費用を負担して屋外の配線工事を行ってくれます。

大家さんが誰か分からない場合は、仲介をしてくれた不動産業者や管理会社に相談してみましょう。
なお、「退去時に撤去してくれるならやってもいい」といわれたら、電気配線を依頼する業者に、撤去できる工事方法を行ってくれるように相談してください。

まとめ

今回は、屋外で電気配線工事を行うやり方や注意点などを紹介しました。
DIYでどうしても電気配線工事を行いたい場合は、必ず電気工事士の資格を取得しましょう。

また、賃貸物件で屋外に電気配線工事を行いたい場合は、必ず大家さんや管理会社に連絡してください。
勝手に工事を行うとトラブルになる可能性もあるので、気をつけましょう。
タイミングがよければ大家さんの負担で配線工事を行ってくれます。