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気になる!仮設電気工事費用はどのくらい?仮設電気工事が必要なワケ

2022年11月28日

新築で家を建てるときに気になるのが、工事費用です。
「仮設電気工事がなぜ必要なのか?」
「費用はどのくらいかかるのか?」
そのような疑問をお持ちではないですか。

この記事を読めば、仮設電気工事が必要な理由と費用相場がわかります。
また、費用の内訳についても解説しているので、仮設電気工事の見積もりの内容が妥当かどうか判断できるようになります。
この記事を読んで、ぜひ参考にしてください。

気になる!仮設電気工事費用はどのくらい?仮設電気工事が必要なワケ

仮設電気工事は具体的にどのようなもの?費用はだれが負担するの?

工事をするときに電気は必要です。
電気の通っていない場所で工事をするときには、電気工事をして電気が使えるようにしなければいけません。

ただし工事が終了すると、電気は必要なくなり撤去するので仮設で電気工事を行います。
そのような一時的に使う電気のための工事を「仮設電気工事」といいます。

仮設電気工事はなぜ必要?必要なワケを解説

一時的に使って、工事が終了したら撤去する仮設電気工事は、勿体ないと感じる方もいるのではないでしょうか?
また、発電機などで代用できないかなど思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、仮設電気工事をわざわざするのにはいくつかのワケがあります。
どのような理由で、仮設電気工事が必要なのか見ていきましょう。

工事現場で道具を使うのに電気が必要だから

工事現場では、さまざまな道具を使います。
その中で電気を必要とする場面も多くあります。
電気ドリルなどの電動工具から、照明設備までいろいろなところに電気が必要です。
そのような理由から、仮設電気工事が必要となります。

発電機では不十分なケースがある

工事現場で使用する電気を発電機でまかなえないのか?と思う方もいらっしゃるでしょう。
実際に道路工事など、仮設電気工事ができない場所では発電機が使用されるケースもあります。

しかし、発電機では仮設電気ほど安定した電力を供給できない特徴があるのです。
大工さんが使う電動工具などは仮設電気から供給される安定した電力で使用した方がより精度のよい仕事ができます。

そのために、仮設電気工事をお願いされる可能性が高くなります。

工事を短期間で効率的に行うため

大工さん、水道工事屋さん、足場屋さんなどいろいろな工事関係者が多くの電気を使うので、発電機だけでまかなうのは大変です。
電力が不足して、納期に影響が出る可能性もあります。

工事を短期間で効率的に行うためには、仮設電気工事は大切です。

仮設電気工事の費用相場と内訳

仮設電気工事の費用相場はどのくらいなのでしょうか?
また、具体的にどのような費用がかかるのか紹介しますので、一緒に見ていきましょう。

電力会社への申請業務にかかる費用相場はいくら?

仮設電気工事をするためには、管轄の電力会社に申請をする必要があります。
この申請作業も仮設電気工事費用に含めてやってくれる業者さんが多いです。

実際に申請にかかる費用相場は以下の通りです。

電力会社への申請代行業務

(申請にかかる費用、図面資料作成費用など)

33,000円~

電力会社への申請代行業務には、実際に申請にかかる費用や申請に必要な図面資料の作成費用などが含まれます。
場所や、仮設電気工事の規模によって値段は変化しますが、およそ3万円以上の費用がかかると思っておいてください。

実際に仮設電気工事にかかる費用相場はいくら?

実際の仮設電気工事にかかる費用はどのくらいでしょうか?
こちらも費用相場を紹介します。

仮設電気工事費

含まれるもの

●       現場調査費

●       仮設設置および撤去

●       設備レンタル代

●       電力会社申請費用

55,000円~

仮設電気工事費には、現場の調査費から設置・撤去の費用も含まれます。
設備はレンタルの場合がほとんどですので、費用の中にレンタル代も含まれるのです。

あくまでも、費用相場であり、実際の見積もりは都度業者にお願いしてください。
少しでも、費用削減したいところではありますが、仮設電気工事は必要な工事なのでしっかりと見積もりをとって工事を行いましょう。

【結論】仮設電気工事はプロにお願いしよう

仮設電気工事をして、電気が使えるようにならないと工事の開始はできません。
仮設電気工事の名前から「仮設だし自分でできるのでは?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、電気工事は専門知識や経験が必要な難しい工事です。
自分でやると、漏電などの危険性もあります。
電力会社への申請だけならできると思われますが、慣れない中で仮設電気工事の申請を電力会社に申請するのも労力のいる大変な作業です。

プロに電気仮設工事を依頼すると、確かに費用がかかりますが作業効率や工事期間の短縮など費用以上のメリットが多くあります。

ぜひプロに依頼して、しっかりとした工事を始められる準備をしましょう。

まとめ

仮設電気工事が必要な理由と、費用相場について紹介しました。
新築で一戸建てを建てる場合など、電気が通っていない場所では、仮設電気工事は必要な工事です。

建築費用のコストをなるべく抑えたいところですが、工事には電気が必要となります。
そのため、仮設電気工事は必要な経費だと考えてください。
ただし、費用相場の内訳を紹介しているので、高いと思う場合は複数の見積もりをとって、納得できる電気工事会社さんにお願いするのはよいでしょう。