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電気配線図の読み方と知っておきたい重要なポイントとは?

2022年08月24日

電気配線図と聞くと、一見かなり難しそうなイメージが浮かびますよね。
理数系が苦手な方だと、聞いただけで頭が痛くなるという人もいるでしょう。

 

しかし、電気配線図を知り正しく理解しておくことで、非常に役立つことが多いのです。
そのため、ここでは電気配線図の読み方と、知っておきたい重要なポイントについてご紹介していきます。

電気配線図の読み方と知っておきたい重要なポイントとは?

電気配線図とは?

「そもそも電気配線図って何?」という疑問を持っている方もたくさんいるはずです。
電気配線図とは、電動機や照明、コンセント等がどの場所に設置されどう配線されているかを示す設計図。

 

家づくりでは、平面図や配置図、立面図、断面図といった図面を確認する必要があります。
使い勝手や快適性に影響することから、電気設備を指し示す電気配線図は家づくりにおいて大切なのです。

 

ただし、電気配線図は数字や記号を使用しているため、難しいという印象をどうしても持ってしまいます。
ですので、苦手意識を克服してそれぞれを正しく理解し覚えることが大切です。

電気配線図の読み方

電気配線図で使われる記号は、少し複雑で覚えるのが難しいと言えます。
そのこともあり、記号、読み方を正しく理解し覚える必要があります。
照明を示す記号や、スイッチやコンセントを示す記号などがあるのです。
これらの記号を覚えておくことで、家づくりにおいてかなり有利になるでしょう。

照明を示す記号

器具の種類や取り付け方法により、照明器具の記号の表現方法が違います。

 

しかしながら、ほとんどが丸印とアルファベッドの組み合わせにより示されています。
LED電球を用いる場合は、記号の近くに記載されることもあります。

 

蛍光灯や屋外灯、ペンダントライト、シャンデリア、シーリングライト等、丸印を使い示されているのです。
どれも特徴的なので、興味を持てばすぐに覚えられるものばかりと言えるでしょう。

スイッチやコンセントを示す記号

スイッチやコンセントの記号も、丸印や四角形、家の形、数字、アルファベットなどを使い示されています。

 

壁付コンセントや換気扇、インターホン、3路スイッチ、LAN用コンセント等があります。
1つ1つ正しく覚えるのは大変ですが、それぞれについて知っておくことで何かと便利なのです。

 

一見、かなり難解でわかりにくいように思えますが、形や数字からある程度推測できます。
例えば、3路スイッチは●の横に3という数字が書いてあるため、とても覚えやすいでしょう。
そのことから、決して覚えられないものではありません。

電気配線図における重要なポイントとは?

電気配線図における重要なポイントは、空間の使い方やライフスタイルをイメージすることです。
コンセントは、部屋毎に必要な家電機器を予めリスト化しておくのが良いでしょう。
電気配線図は、照明およびスイッチの記号は線で結ばれているのです。

 

結ばれた照明を「オン」「オフ」にできるスイッチを示しています。
基本は1つの照明に対してスイッチが1つですが、2つのスイッチ(3路スイッチ)になることもあります。

反対に、2つの照明に対して1つのスイッチとなっていることもあるのです。
需要や生活動線を考慮し、照明とスイッチの記号、結ぶ線をしっかりと確認することが重要となります。

 

スイッチの位置は適切か、コンセントの数は合っているか、テレビやネットの配線に適しているかなど。
これらは、とても重要なポイントとなるでしょう。
また、以下で注意すべき点をご紹介します。

展開図で設置する高さを十分に確認する

設置する高さというのは、使い勝手、利便性に大きく左右します。
そのため、展開図で設置する高さを十分に確認することが大切です。

 

電気配線図のみならず、展開図も確認する必要があります。
机やキッチンなど、使い方に合わせて照明やコンセントの位置を決めるようにしてください。

平面図に家具や家電製品などをイメージして書き込む

平面図に新居で使用する家具や家電をイメージしておくことも大切です。
そうすることで、照明、あるいはスイッチが必要な場所、最適な位置がわかります。
家電製品に関しても、前もってリストアップしておくのがおすすめです。
充電を必要とする機器も多いことから、余裕を持ちながら計画するのが良いでしょう。

まとめ

ここまで、電気配線図の読み方、記号、重要なポイントなどについてご紹介しました。
難しいイメージの強い電気配線図ですが、正しく理解しておくことで、家づくりにおいて何かと役立ちます。

 

ですので、ぜひ電気配線図の読み方や記号、重要なポイントを覚えておいてください。
あなたが家づくりで満足できるように、事前にしっかりとした計画を立てておきましょう。
そうすれば、家づくりにおいてきっと満足いく結果となるはずです。