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おしゃれなウッドデッキに屋根は必要?屋根を付けるメリットや費用相場を解説

2024年02月27日

テーブルやチェアを置いてお庭を楽しむのにぴったりのウッドデッキ。
憧れのウッドデッキの設置を計画している時、屋根が必要なのかどうかで悩む方は多いでしょう。

そこで、今回の記事ではウッドデッキに屋根を付けるメリットを解説。

また、ウッドデッキの屋根設置にかかる費用相場も説明するので、ウッドデッキを作ろうとしている方はご一読ください。

おしゃれなウッドデッキに屋根は必要?屋根を付けるメリットや費用相場を解説

ウッドデッキに屋根は必要? 屋根を付ける5つのメリット

「ウッドデッキに屋根って必要?」
「費用もかかるし屋根がなくてもいいかも…」

リビングの延長としてお庭を楽しめ、見た目もおしゃれなウッドデッキですが、ウッドデッキに屋根が必要かどうかは悩むところです。

実際に屋根のないウッドデッキも多いのですが、ウッドデッキに屋根を付けるメリットは何でしょうか?

ここでは、ウッドデッキに屋根を付けるメリットについて解説します。

メリット1 雨や雪を防げる

ウッドデッキに屋根を付ける最大のメリットは、雨や雪を防げることです。
洗濯もの干し場として活用する場合にも、屋根が付いていれば突然の雨でも安心。

また、小雨の日でもウッドデッキに出られるなど、使い方が広がります。

メリット2 日差し除けになる

ウッドデッキはリビングに繋がるように、家の南側に付けることが多く、真夏は強い日差しが差し込みがち。
屋根が付いていれば日差しをカットでき、真夏でも日焼けなどを気にせずに快適にウッドデッキを使用できます。

また、ウッドデッキに繋がるリビングにも強い日差しが差し込むのを防げ、家具やフローリングの日焼けを防げます。

メリット3 表面温度を下げる効果がある

メンテナンスのしやすさと耐久性の高さから、近年は人工素材を使ったウッドデッキが増えています。

しかし、人工素材のウッドデッキは木製のウッドデッキに比べると表面気温が上昇しやすく、真夏は素足で歩けないほど熱くなってしまいます。

ウッドデッキに屋根が付いていれば日差しをカットできるので、表面気温が上昇するのを抑えられ、アウトドアリビングとして快適に使いやすくなります。

メリット4 プライバシーを確保できる

隣家との距離が近かったり、ウッドデッキの方向にマンションやアパートがあったりする場合、ウッドデッキに屋根を付けると上からの目線を遮ることが可能です。

ウッドデッキの様子が分からないだけでなく、室内への目隠しにもなるため、プライバシーを確保しやすくなります。

メリット5 見た目がおしゃれになる

ウッドデッキの屋根の素材やデザインにこだわると、家の外観をおしゃれにしてくれるというメリットもあります。

日差しを和らげるシェードタイプの屋根、透け感のあるパーゴラ、好みのカラーのポリカ板製など、機能性だけでなくデザイン性にも注目して屋根を選びましょう。

ウッドデッキの屋根の種類と費用の目安

ウッドデッキに付ける屋根には、いろいろな種類があり、種類によって費用も異なります。

ここではウッドデッキの屋根で人気の素材とおおよその費用を紹介します。

サンシェード

サンシェードは、窓の上部から地面や柱に張って取りつけるファブリック製の屋根です。構造がシンプルなので比較的安価で設置でき、取り付けや取り外しが簡単にできるのがメリットです。

日除けとして夏は取り付け、冬場は外して日当りを良くするなど、フレキシブルに使えます。
サンシェードの本体価格は、約4万~6万円が相場です。

オーニング

オーニングは、天気や季節に合わせて開閉できる可動式のテント屋根です。
布やポリエステルなどの生地でできており、紫外線カット効果や遮熱性が高いのが特徴です。

開閉はハンドルを回すだけで簡単にでき、カフェ風のおしゃれな外観が魅力。
オーニングの本体価格は、約15万~20万円が相場です。

 ポリカーボネート

ポリカーボネート製の屋根は、ポリカ波板やポリカ平板を使った屋根でベランダやテラス屋根としてもスタンダードなタイプです。

ポリカ板は雨除けとしての効果が高い一方、透明度があるため明るさや開放感を保てるのが魅力です。
ポリカーボネート製の屋根の本体価格は、約8万~15万円です。

パーゴラ

パーゴラは、ウッドデッキと同じ木製の構造でつる性植物を絡ませられる日陰棚です。
落葉性の植物なら、夏は日差し除けになり冬は日差しを遮りません。

雨除けとしての性能はないものの、デザイン性が高く家の外観がおしゃれになります。
パーゴラの本体価格は、約10万~15万円です。

ウッドデッキの屋根の費用相場

ウッドデッキに屋根を取り付けるリフォームの費用は、屋根の大きさや素材によっても異なります。
本体価格を除く施工にかかる費用は以下の通りです。

基礎工事費用 2万~3万円
取り付け工事費用  2万~5万円
防水工事費用 約1万円

まとめ

ウッドデッキの屋根には、日差しや雨を遮り周囲からの目隠しになるという機能性と、家の外観をおしゃれに見せるデザイン性の、両方のメリットが期待できます。

ウッドデッキの屋根にはいろいろな種類があり、設置にかかる費用は本体価格と施工費用合わせて約10万円~30万円になります。
予算に余裕があるなら、ウッドデッキをより快適に使いこなすためにも、ぜひ屋根を付けることを検討してみてください。